わきがになった人は
この疑問を持っている人は少なくないはずです。周りにわきがと思われる人がおり、本人が気づいているのか知りたい!わきがが自覚出来ないのなら、もしかして自分がわきがなのではないか?と不安に思う事もあるかもしれません。
結論から言えば、自覚している人もいれば自覚していない人もいるという事です。あれだけの強烈な臭いで自分で気づくことが出来ない理由はあなたも分かります。
自分の家の臭いは分かりますか?他人の家にお邪魔した際には臭いは分かりますが、自分の家の臭いというのは分かりづらいというのを経験した事は誰もがあると思います。
四六時中、同じ臭いを嗅いでいたら分からなくなるのです。わきがの人は当然、その臭いが自分に付いて周るのですから、そのわきが臭を臭いと判断することはおろか臭いすら感じ取っていない可能性もあるのです。
ただ、中には自分で気づく人も少なくないそうでわきがの人に自覚があるのかないのかその人次第という部分が多いにあるというのが答えです。
目次
ワキガは自覚ある場合だけではない
ワキガは自覚ある場合だけではなく、自覚のない場合もあります。自覚している場合でも自覚症状としてどのぐらい現実を知っているのかということも、ワキガ治療には大切です。
そのため自覚ありの場合でも、しっかり自分の臭いを自覚させることも、適切な治療に向うためには必要なのです。
ワキガであることに対して自覚があるかということは重要なことです。ワキガがどのぐらい強いかということについて自覚していなければ、どのような治療をすべきか、そして治療が必要であることさえ、分らないままとなってしまいます。
そこで本当に近い関係の人は、しっかりこのことを踏まえた上で、ワキガの状態を自覚させることが大切です。
その場合も近い関係の人は、きちんとどの程度の臭いであり、他人にとってどのように感じているかを伝えることは大切ではないでしょうか。
つまり自分の感じている体臭というのは、実際とまったく違う場合も多いのです。
特にワキガでない人が臭いを気にするというのは、いつもその臭いが充満していないからこそ、臭いと感じて悩むのです。
本当に強い体臭がいつも充満している場合は、嗅覚がそれを異常な臭いととらえずに何も感じなくなります。
悲しいことですが、人の悪口などを聞いて自分のワキガを知るということも結構あるのです。本当に人間関係が深い人であれば、きちんと伝えてあげるようにしましょう。
ワキガであるという自覚のきっかけは友達や家族の愛のあるアドバイスです。そしてワキガでないということの自覚を促すのも、もちろん伝えてあげることが必要です。
それによって手術がいいのか、日常生活を注意するだけでいいのかなど、適切な方法が見えてくるはずです。
ワキガの臭いはどんなに強くても、自分だけには分らない臭いでもあるのです。だからこそしっかり回りの人アドバイスが重要になります。
本人どころか家族も気づかないケースも
臭いは慣れるので家族ですらわきがの臭いに慣れてしまい気づかないケースもあるそうです。本人も気づかず一番指摘しやすい家族ですら気づかなければお手上げです。
わきがを指摘することなど他人がなかなか出来る事ではありません。本来なら親、兄弟が親身になって指摘してくれれば一番、傷つきにくい可能性があるのですがそれが難しい可能性があるのです。
臭い自体は気づくケースも多いのですが、他人が思うほどの嫌悪感はすでになく汗臭い程度に感じてしまっているのです。
家の狭いスペースには普段からわきがの臭いが漂っているのですからわきがの本人でなくても臭いに鈍感になるのも無理はありません。
人間の嗅覚は5分程度で慣れしまいます。強烈なにおいなら流石に分かるでしょう?と思われるかも知れませんが、わきがの臭いが強ければ強いほど常にその臭いを嗅ぎ続けている事になるので逆に気づかない場合もありうるのです。
ある日突然、強烈な臭いが発生する訳では有りません。腋臭というのは徐々に悪化するものです。ですから鼻がその臭いに気づかぬまま、現在の強烈な臭いに対応してしまっている為、本人以外の
わきがの自覚症状が無い人が多いのも仕方ない事なのです。
ワキガであることを自覚する方法
自分がワキガであることを自覚するには、どんな方法があるのでしょう。鼻のセンサーは自分の体臭をいつも嗅いでいるので、悪臭と自覚せずに何も臭わなくなってしまうという性質があります。
だからこそ自覚する方法を知っておくと便利なのです。体臭の自覚は誰でもあまり感じないものです。
特に強いから自覚するとか、弱いから自覚しないというものではありません。しいて言えば、ときどき臭くなるときに自覚します。
つまり今までと違った臭いを鼻のセンサーがキャッチするため臭いと感じるわけです。
しかしその臭いも毎日毎日同じ体臭として発していれば、それは脳にとっては普通の臭いであり、鼻は異常な臭いとしてキャッチせず自覚はなくなります。
つまり体臭をいつも感じるという人は臭くないときが多く、ときどき体臭を感じるからこそ異常な臭いと自覚するのです。
特にワキガの人は長年、同じ臭いの体臭を放っています。また、少しずつ強くなっていっても、鼻のセンサーは異常な臭いとしてキャッチしないので、自覚はまったくないことが多いのです。
他人は「あんなに強い臭いなら本人はさぞかし辛いだろう」と思いますが、まったく本人は自覚がないのです。誰でも体臭や口臭に自覚がないことが多いのです。
まず自覚するためには、
片親にワキガがいる場合、子供は50%の確率でワキガになります。両親がワキガの場合は子供も80%の確率でワキガになります。
また脇の下の毛が濃いほどアポクリン腺も多いのでワキガの可能性があります。また汗シミが普通より黄ばみやすいということもワキガの特徴になります。
あとは医師に委ねるということもおすすめです。医師は本人が自覚していないことも分っているので、数値にして教えてくれます。
まず医師に相談する必要があるという自覚のためには、臭いと言われたことがある人は、上記の条件に当てはまるか考えてみます。
そして体臭は自分でいくら一生懸命嗅いだとしても分らないということも理解しておきましょう。
チェックしてみよう
臭いで判断できないのなら、自分でわきがなのかを判断するにはどうすれば良いのか?自覚できていないだけの可能性もあるので
ことが出来ます。ただし、あくまでも可能性が高いという程度でしかチェックすることは出来ません。
わきがの人に多くみられる特徴は「脇汗が多い」というのがあります。そして脇の部分の衣類には黄ばんだ汗染みが出来る事もあります。
わき毛に白い粉のようなものが付着する場合もあります。その理由はエクリン汗腺からのサラサラの汗ではなく脂肪や鉄分、アンモニアなどが含まれた粘り気がありベタッとした汗を出すアポクリン腺からの汗が多量に分泌しているからです。
脇以外のチェック項目は耳垢が湿っていたり、臭かったりするとわきが体質の可能性もあります。また遺伝的要素として両親などがわきがだった場合には注意が必要になります。
・耳垢が湿っている
・わき毛が多い、または太い
・衣類や下着など脇の部分が黄ばむ
・肉親にわきが体質がいる
・わきの下に多く汗をかく
・肉食が中心
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わきがを傷つかない言い方で伝える
わきがの人はズーッとわきがの匂いに包まれているので、自分が特別な匂いであることは分らないことが殆どです。
そのため、わきが対策をすることも考えたことがないという人もいます。
しかし多くの人は家族や友達に教えられたり、心ない人の言葉に傷つきながらも、それによって自分がわきがだと知ることになります。
しかし愛情、友情のある人は、少しでも相手が傷つかない言い方で、わきがであることを伝えてあげたいと思うのではないでしょうか。
そこで、友達などに、わきがの匂いについて伝える方法を考えてみましょう。きちんと愛情や友情を持って、きちんと伝えればちゃんと分ってくれるはずです。
傷つかない言い方をしたいのは当然ですが、実は傷つかないなんてことはありません。
どんな友情から教えもらったとしても、自分がわきがかも知れないという事実を、突きつけられること自体ショックではないでしょうか。
つまり伝える方は傷つけないと思わず、
なのです。だからこそただ伝えるのではなく、今はどのような対策があるのか、情報も一緒に伝えてあげることが必要ではないでしょうか。
この問題は、ただ伝えるだけでは伝えられた方はどうしていいか混乱するだけです。
そんなときに、きちんといろいろな情報も伝え、自分もできるだけ応援、協力するという気持ちを伝えることが重要ではないでしょうか。
そのときの情報としては、わきが手術や治療の専門の科について。また保険治療ができる条件、いろいろな手術の情報、手術費用(保険治療も含む)、痛み、術後についてなど、
ことで、伝えられた相手は心の整理ができます。
傷をつかないような言い方をするというのは当然ですが、傷つけないなんて思わず、傷つくことだからこそ、どうしてあげたらいいかを考えることが大切なのです。
そんなとき、友達や家族の協力と応援の気持ちが一番嬉しいはずです。
気づいていても・・・
わきがの人がすべて自覚していない訳ではありません。自分のわきが臭を嗅いで分かったり、すでに他人に指摘されて自覚している場合もあります。
しかし、わきがを根治させる唯一の方法は手術です。自覚していても治せないという人も多いと思います。
予算的な関係もあれば手術という恐怖から踏ん切りがつかない人も少なくないと思います。
自分がわきがだったという事を知ったときはショックは小さくないはずです。他人との接触を避けるようになり、外に出歩くのも怖くなるという人もいます。
しかし、わきがは自覚することが何より重要です。実際、わきがを自覚することは難しい場合も少なくありません。
わきがの臭いは他人からすれば不快なものです。絶対に本人に気づいてほしいと思っています。
綺麗事であなたにそれを伝えないだけで親しい人も含め確実に周りは不快感はあります。
今後もあなたの知らない所で、気付かない所で今後も他人を不快にさせ続ける事を考えれば
幸いなことに、手術をすれば、わきがは治せる病気です。完治を目指し手術という選択をしなかったとしても対策をすることが出来ます。
対策次第で臭いを少なからず抑えることが出来るのです。これは気づかなければできない事です。自覚したのなら迷わずわきがを専門医に診てもらい解決を目指すことをお勧めします。
本人に自覚なし!ワキガの臭い
ワキガは本人の自覚なしということが多いと言われています。わたしたちはワキガでなくても、体臭や口臭を他人が感じるように自覚できていないことも多々あります。
だからこそ異常なほど臭いに不安になったり、まったく改善努力ができなかったりするわけです。自覚症状のためにはどのようなチェックが必要かなど考えてみましょう。
◇親しい人に聞く
臭いのことは誰でも言いにくいものです。でも、本当に信頼のできる友達や兄弟、親などに体臭がないか聞いてみることも大切です。
臭いが気になっている人は人に聞くことできますが、臭いの自覚ない人は聞くこともありません。誰でも一度は体臭について信頼できる人に聞いてみるといいのではないでしょうか。
◇臭いと人に言われたら
臭いと嫌な顔をされたり、悪口を言われたり、なんとなく臭そうな態度を取られたときには体臭がある可能性があります。
特にワキガの臭いの可能性があるかもしれません。そんなときには、いろいろな面からワキガの可能性がないか自分でも意識してみるようにします。
しかし自分で自分の臭いを嗅ごうと思っても、それは無理だと思っておきましょう。
◇こんなことも注意して
ワキガの人が家族にいる場合は可能性があります。特に親にワキガの体質の人がいたら、友達に聞いたり医師に相談して数値などで診てもらうのもいいかも知れません。
またワキガの場合、服などにワキの下の汗染みが黄色くなりやすいとも言われています。
耳の中がいつも湿気ている人もワキガ体質の人が多くいます。アポクリン腺が耳の中にもある人が多いので、耳クソがいつも湿っている場合は注意が必要かも知れません。
また体毛、脇の下の毛の量が多い人の方がワキガ体質の人が多いようです。
◇まとめ
嗅覚は自分の体臭に対して、どんな強い臭いも嗅覚は正常な臭いとしてキャッチするので、まったく自覚症状がない人が多くいます。
自覚したときにはちょっとショックかも知れませんが、今後体臭を人に感じられることがないように改善する1歩なので、自覚することはとても大切なことです。
もしそれを教えてくれた人がいたら、それは感謝すべきことと考えましょう。
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